火災保険の保険料を抑えるための、3つのポイント
火災保険の申請は複雑で、専門用語などもあるため、難しいと感じる方も多いです。
今回は、火災保険の基礎知識とともに、保険料を抑えるための3つのポイントをご紹介します。
補償の対象
火災保険の補償を検討するときに、補償の対象になるのは、「建物」と「家財」です。
「建物」は、家の周りにある門、塀、垣根、物置、車庫など、その他の付属物も含まれます。
「家財」は、建物に収容される家具、家電、衣類など、日常生活に使う動産をいいます。
建物の構造による保険料の違い
耐火建築の共同住宅であるM構造、共同住宅以外の耐火建築や、準耐火建築のT構造、木造住宅などのH構造があります。
同じ保険金額であれば、保険料が安い順で、M構造、T構造、H構造になります。
保険金の設定
保険金額は、その建物の評価額で決まり、新築の場合は建物価格、中古住宅の場合は、地域と建物の構造、面積で計算します。
また、評価額には、「新価(再調整価格)」と「時価」があります。
補償の内容
①火災・落雷・破裂・爆発
②風災・ひょう災・雪災
③水災
④外部からの衝突(車での事故など)
⑤水漏れ
⑥盗難(空き巣被害など)
⑦破損、汚損
保険料を抑えるポイント
①保険期間による割引
保険期間を長期にして、保険料を一括払いにすると割引になります。
②免責の設定で保険料下げる
預貯金などで支払える損害は、保険を使わないと考え、免責金額(損害が発生した時に契約者が自己負担する金額)を設定することで、保険料を下げることも可能です。
③補償内容で保険料を下げる
自分の家の立地で、補償が必要かどうかを考えて、不要な補償は外すという選択で、保険料を下げることも可能です。
※保険会社によっては、補償内容がパッケージ化されており、補償の選択ができないものもあります。
火災保険についての知識を持っていれば、保険料の払い過ぎなどのトラブルを防ぐこともできます。
本記事の内容をお読みいただき、この機会にご自身の契約の確認や見直しをされることをおすすめいたします。
その際にもしご不明点や、見直しをして新しく契約のご希望などあれば、ぜひ弊社にご相談ください。
火災保険、地震保険の申請に関して相談を受け付けております。
<参考資料>https://shizensaigaichosashi.jp/kasaihohen-haraisugi-chui/