近年注目されている「リファラル採用」とはどんな採用方法?- ①
近年、採用コストを抑えつつ企業が求める人材を効率的に確保する方法として「リファラル採用」が注目されています。
リファラル採用とは?
リファラル(referral)とは、「推薦」や「委託」、「紹介」などの意味を持つ言葉です。
つまり、リファラル採用は、他者からの推薦や紹介などで従業員を採用する方法です。
具体例として、企業の経営者や幹部社員から推薦で人材を登用したり、外部の専門家からの紹介で能力の高い人材を引き入れたりすることが挙げられます。
企業内の人物や信頼できる他者からの紹介で従業員を採用する点が特徴です。
縁故採用との違いとは?
縁故採用は血縁者など、企業内の人物と関わりのある人を採用する方法です。
リファラル採用でも、企業と関わりのある人物を採用する場合がありますが、応募者の資質に一定の条件を設けていることがほとんどです。
たとえ企業内の人物と関係性が深い人物であっても、企業が求める人材でなければ採用にはつながりません。
リファラル採用が広まっている背景
リファラル採用が広まっている背景として、少子高齢化の影響による労働人口の減少が挙げられます。
リファラル採用を導入して採用できる人材を増やすことができれば、それだけ人材不足による影響を抑えやすくなるでしょう。
ほかにも、就職後のミスマッチによる早期離職や生産性の低下のリスクも少ない点もあります。
信頼できる人からの紹介で人材を確保できるため、長期的に企業で活躍してもらえると期待できます。
<参考資料>https://www.excite.co.jp/news/article/DigitalShiftTimes_s_210208_13/?p=2